西オーストラリアの秘境 カリジニ国立公園の行き方

こんにちは。JUNYAです。今日はカリジニ国立公園をご紹介したいと思います。日本から行った人も少ないようでガイドブックやインターネット上でもあまり詳細が書かれていない。しかしオーストラリアに来てあの絶景を見ないのはもったいない。目の前に広がる手つかずの大自然は、息をのむほどの美しさです。そんな西オーストラリアの秘境、カリジニ国立公園への行き方をご説明します。

カリジニ国立公園とは

西オーストラリアで2番目に広い国立公園で最も美しいと言われています。20億年以上前から自然の力でできた壮大な地形は、切り立った渓谷、滝、雨水がたまってできた天然のプールと訪れるものを魅了し続けます。峡谷は歩いてまわることができ、展望台から峡谷を見下ろす初心者向けのコースから、急な斜面を下り、あたりを崖に囲まれた谷底へつながる上級者向けのものまで、さまざまなコースがあります。

どこにあるの?

パースから約1400km北。車で約3日間かかります。

 

アクセス

まずは日本からマレーシアやケアンズ、シドニーなどで乗り継ぎ西オーストラリアのパースへ行きます。

パースから行く場合

非常に長い距離を運転することになります。またカリジニ国立公園のあたりはスマホの電波も入りません。目印のない赤土を走り続けます。パースから行く場合はツアーに参加されることをおすすめします。

私はAussie wandererのパースからブルームに抜ける9日のツアーに参加しました。他にも日本の会社Travel donkeyや地元の会社Adventre Tureもあります。ツアーに参加すると、通常ピナクルズ、カルバリー、モンキーマイヤビーチ、コーラルベイ、エクスマウス、カリジニ国立公園、ブルームに立ち寄ります。ダーウィンに抜けるツアーもありますが、参加人数が集まりにくいようで決行の条件をよく確認して下さい。

最寄りの空港から行く場合

1番近い空港がパラバーデゥーです。国内線QANTASもしくはVirgin Australiaが運行しており約1時間45分のフライト。空港から約北西に75kmに位置し、レンタカーで移動することもできます。

パラバーデゥー空港から北50kmぐらいにトム・プライスという町があり、カリジニ国立公園の拠点となっています。ここからLestok Tourという会社がカリジニ国立公園やトム・プライス鉱山へのツアーを運行しています。パラバーデゥー空港からの送迎も申し込めるので全てお願いするのが良さそうですね。

陸路でのトラブル

私を乗せたバスはカリジニ国立公園を出発して数時間後、直射日光で焼け荒れた赤土を走り、牽引していた荷物トランクのタイヤがバーストしました。

その後本体の右の後輪の外側、内側2本のタイヤまで!

炎天下のなかバスをおり1時間以上通り過ぎるバスを待ちました。大型トラックの運転手さんが親切にしてくれ道具をかり無事左の外側のタイヤを右側に移すことができました。3時間ほど路上で止まっていましたね。

レンタルは4WDの車、できればツアーに参加されることをおすすめします。

みどころ

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この渓谷をなだらかな初心者コースから歩いて谷まで降りていきます。

途中かわいいトカゲも出てきたり。

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谷では雨水が溜まってできた自然のプールが!

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壮大な大地を登ったり下ったり

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小さな滝と大きな天然プール

滝の裏側で大はしゃぎ!

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翌日は上級者コースへ。足場の狭いところを抜けていきます。

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谷底についたもよう。

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ずっと歩いて行くと八方を渓谷で囲まれた神秘的な場所へ

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また別の上級者コースへ。翌日の雨で赤土が水に溶けだしオレンジ色に!

普通崖沿いを歩ける道が川になってます!

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これをみんなで泳いで行きます。日本のツアーだと絶対いこうってならないですよね!

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自然が作り出した岩で囲まれたプールが!

もう本っ当に最高!!

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ここでしか味わえないアクティビティーでした!

ホテル

カリジニ・エコ・リトリート

環境保全省と共同で運営されている、カリジニ国立公園の中にあるエコ・ロッジです。しっかりとしたテントの中にベッドが入っています。建物ではないのでもちろん外気が入ってきます。体温調節できるよう気温に合わせて服を準備されることをおすすめします。また外は街頭もほとんどなく真っ暗です。スマートフォンのライトでも夜中トイレはいけますが、手を離せるタイプのライトを持っている人は便利だと思いました。私は大雨にあってしまいましたが、普段はとても星がキレイだそうです。

持っていってよかったもの・欲しかったもの

水着 天然プールに入るためには必須ですね

ライト エコ・リトリートにはテントからすこし離れたレストランに2,3個コンセントがあるだけです。充電だけでも大変なので別に小さなライトがあると役立ちます。

靴2足 天然のプールに入るとき、素足だと岩で切ってしまう可能性があります。濡れた靴を履き続けることが気になる方は靴2足を用意したほうがよいでしょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。少し遠いですが赤い岩肌はオーストラリアの東海岸やパースより南側では見られない風景です。みなさんの旅が楽しく安全なものになると嬉しいです。計画される方は参考にしてみて下さい。

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年京都府出身。3年間不動産会社で勤務したのち、資産コンサルティング会社に転職。そこからやりたいことを初める。その一つに英語学習があり、再び3年間の勤務と英会話スクールに通ったのちにオーストラリに留学。帰国後は訪日外国人旅行者に向けて独自のイベントとツアーを開催中。