オーストラリアの公共交通とICカード・無料交通機関の各都市まとめ!

こんにちは。JUNYAです。オーストラリアへ留学やワーホリ、海外旅行をお考えのみなさん。オーストラリアでは州によって公共交通の仕組みが少しづつ違います。それぞれ別のICカードが必要です。ICカードというのは日本で言うPASMOやSuicaののような電車やバスといった公共交通で使えるカードのことです。割引のルールも都市ごとにちがうのでその内容と私が感じた使い勝手、無料交通機関の情報を共有したいと思います。

シドニー Opal card オーパルカード

カード自体は無料で購入時に10ドルほどチャーチ金額を払って受け取ります。コンビニや空港、オンラインでも購入できます。オンラインでの購入は1週間ほどかかります。オンラインで残高確認やチャージができますがクレジットカード情報が必要となるため紛失時や帰国のさいに手続きが必要となるため、コンビニで手軽に購入することをおすすめします。

オーストラリアで1番よくできたICカードだと思います。というのも8回以降、使用量がタダになるんです!例えば通勤や学校に行くため朝夜と一日2回、月から木曜日まで使用した場合。金、土、日曜日はどこまで行ってももタダなんです。ニューカッスルやブルーマウンテンズといった2時間くらいかかるようなところも含まれています。留学生は学校の近くに住んで交通費を抑えるという時代は終わりましたね。遠くから来ている人は、昼休みに1区間バスにのり1.3ドルくらい払うのを繰り返し片道14ドルかかった通勤が水曜日からタダだーなんて人もいました。

2012年から導入された比較的新しいカードで市民を外出させるのを見事に促してますね。その他、月〜土曜日は上限15ドル、日曜日は上限2.5ドルと平日に通勤しない人でも日曜日だけはどこまでも行けます!

またOffピーク時(平日朝7〜9時、午後4〜6時半以外の時間帯)は30%off。1時間内であれば途中下車ができます。さっとすむ用事であれば行き帰りで片道に近い金額で済みます。

鉄道、バス、フェリーを乗る方はそれぞれ合計の2割引になります。導入してから普段片道7,8ドルするフェリーにのって週末デートするかたが増えたそうです。

自動的に通勤時間も混まないように誘導されて本当に東京に導入すべきICカードはこれだと思います。

無料バス

2015年まで「555番」無料バスが市内を循環していましたが、George Street のライトレール(路面電車)建設スタートに合わせて現在は運行中止となっております。残念ですが今無料バスは運行していないと思います。市内観光もブルーマウンテンなどの郊外もオーパルカードで安く行けるのでご利用下さい。

メルボルン myki マイキー

コンビニや駅のチケットオフィス、自動販売機、オンラインで購入できます。本体に6ドルかかり、帰国時に払い戻しはできません。マイキーカードは大きくわけると2種類あります。

Myki money

お金をチャージして使うタイプです。ゾーンと時間で料金が異なります。通常の生活エリア内ゾーン1〜2で使用した場合、mykiカードをタッチしてからおりるまで、2時間以内であれば3.9ドル、最初にタッチしてから2時間以上たって再度利用すると再び3.9ドル(合計で7.9ドル)かかります。それ以降7.9ドルで乗り放題となります。

Myki pass

使う期間で購入する定期タイプのものです。

7days passは一週間乗り放題で39ドル。一日あたり5.57ドルなので5日間以上滞在されるかたはこちらのほうがお得です。

28-365days passは一日4.68ドルで最低28日から購入できます。24日以上滞在される方は7dayよりこちらのほうが安いです。365日では40日分ただになります。325日以上住む方はこちらがお得です。

メルボルンの交通費ってびっくりするくらいかかりますね。

無料トラム

中心地では無料のトラムが運行されています。メルボルン留学は中心地の方が生活費を抑えられるかもしれませんね!

ブリスベン・ゴールドコースト Go Card ゴーカード

空港、コンビニ、駅のチケットオフィス、オンラインで注文できます。本体は10ドルかかりますが、帰国時はチケットオフィスや空港で返金してもらえます。料金はゾーンと利用の時間帯で計算します。

ブリスベンを起点にゾーンわけしており、同一ゾーン内ではゾーン1、ゾーン2から5への移動はゾーン4の料金となります。

Off peakは平日の8:30am〜3:30pmと7pm〜6am、週末または祝日にあたり20%offとなります。

2017年からは周に9回目の乗車から半額となりました。

無料バス

ブリスベンにはフリーループと呼ばれる無料バスが出ています。主要な場所から7am〜6pmまで10分感覚で運行しています。 停留所は、セントラル駅(stop26)、シティホール(stop21、)、QUT(stop114)、クイーンストリートモールなど市内に18箇所と多く設置されています。 シティ中心、クイーンストリートモールから出発するバスは、シティーホール、セントラル駅、リバーサイド、観光地でもあるボタニックガーデンなどを周遊し、 バスの路線は2本、時計周りとその逆、車体の色は赤と分かりやすく、旅行者でも簡単に乗車が可能です。

 

 

 

 

 

パース Smart Rider スマートライダー

トランスパースインフォセンターやコンビニで購入できます。本体が5ドルで10ドルのチャージが必要です。帰国時に払い戻しはできません。

1〜9のゾーンで金額が変わります。

料金表は以下の通りです。

私はゾーン2に住んでいたので、一度シティにでるのに3.91ドルと非常に高いです。

しかし、すこし他のICカードと違うところは大学生に限らず、語学学校をフルタイムで6週間以上通う方、またはTAFE等の専門学校に通う方などはCONCESSION(学生割引)で利用できます。通常の半額以下なので非常に学生に優しい町ですね!料金表はこちら。

銀行引落にすると25%割引とさらにお得になります。カード残高が4ドル程度になると指定口座から指定の金額が勝手に引き落とされます。

無料バス

パース、フリーマントル、ジューンダラップ市内中心には無料のCAT(The Central Area Transmit)バスが循環運行しています。

上はパースの路線図です。レッド、イエロー、ブルー, グリーンに色分けされた4ルートが運行しています。フリーマントルはレッド、ブルーキャットの2つ。ジューンダラップはレッド、ブルー、イエローとルートの違うキャットバスが走っています。

ICカードは必ずタッチ!

オーストラリアでは日本でいう田舎の駅のように、ICカードをタッチせずに通れる出入り口が多くあります。駅にはカードをタッチするポールが立っていますのでめんどくさがらず必ずタッチして下さい。レンジャーが電車内を巡回しており、履歴を確認されます。無賃乗車をしていますと格都市違いますが100ドル以上の罰金と前科がつきます。ゴールドコーストは改札が本当に少なかったです。なのでたまに捕まっている人を見ましたね。ルールを守って楽しい旅行や留学にしてください。

おわりに

いかがでしたでしょうか。留学費用の計算やオーストラリア旅行の計画に役立ててもらえると嬉しいです。ありがとうございました。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年京都府出身。3年間不動産会社で勤務したのち、資産コンサルティング会社に転職。そこからやりたいことを初める。その一つに英語学習があり、再び3年間の勤務と英会話スクールに通ったのちにオーストラリに留学。帰国後は訪日外国人旅行者に向けて独自のイベントとツアーを開催中。