タイトルのとおり、私が今まで読んできたなかで面白かった、本当にためになったお金に関する自己啓発本を厳選して紹介します。
子供のころ貧乏だった私が、東京に出てきて不動産営業、資産コンサルタントとなりお金持ちとは何なのか、どうしたらなれるのかを模索するのに大量に読みあさったなかで厳選したものです。
私は本を読んだ時に自分に当てはまると思った箇所や参考になるところ、またそれに影響を受けて自分は何をするのか具体的な行動をノートにまとめているので、実際に読んだ上で書いているということを保証します。
読んでもいないのに紹介している記事も多いので。
ランキングも考えたんですが、どれもこれもその瞬間の自分にささったものばかりなので比較できませんでした。
同じ作者の本はほとんど読んでいますが、原則1作者1作品でご紹介します。
名書と言われる数十年前から変わらず読み続けられているものから、最近の本までまだまだあるんですが厳選しました。
目次もあるので、気になったところから読んでみて下さい。
絶対に読むべき普遍的な名書!
金持ち父さん 貧乏父さん 著者 ロバートキヨサキ
全世界で51カ国語に翻訳され、109カ国で紹介されている。『金持ち父さん』シリーズは、日本で累計300万部、全世界では累計2800万部を突破した。(2008年11月)
この著書を理解するためキャッシュ・フローゲームも販売されている。内容は、不動産と株式投資を題材にした人生ゲームで、不労所得のみで生活できる状態になることがクリア条件となる。
お金というテーマでは1番売れている本と言っていいでしょう。
まさにお金をテーマにしたベストセラーです!
金持ち父さんは、働いても働いても豊かになれない状態をラットレースと読んでいます。まさに今の日本の社会人を表しています。ラットレースを抜けるには、お金を理解し感情をコントロールしていくこと。
ほとんどの人は、無駄遣いや浪費にお金を使い、結果的に生活に困窮するはめになっています。
資産は私のポケットにお金を入れてくれる。
負債は私のポケットからお金をとっていく。
お金持ちというのは資産を作り上げる人。
本当の資産というのは
1.自分がその場にいなくても収入を生み出してくれるビジネス
2.株
3.債権
4.投資信託
5.収入を生み出す不動産
6.手形、借用証書
7.音楽、書籍などの著作権、特許権
8.その他、価値のある収入を生み出すもの
これらの資産を意識的に購入し、自分が働かなくても、資産がお金を生み出すことで不労所得を生み出し、ラットレースを抜けるという内容。
この本の1番のポイントは投資についての具体的な方法を記述していないところです。最終的に他シリーズのなかで、1番おすすめの投資すべきビジネスは「ネットワークビジネス」と述べているが、「ねずみ講」のイメージがある日本人には響かなかった。
また投資というものが、現在の日本の株、不動産価格が少しづつ目減りしていく情勢にはあっておらず、投資額が何倍にも膨れ上がる仮定のもと話がすすんでいるようでしっくりくるというものではない。
これが元に多くの書籍が追加説明を加えたような内容で発行されたように感じます。それほど他の著者にも多くの影響を与えたお金に関する本の先駆け的存在です。
7つの習慣 著者 スティーブン・R・コヴィー
1996年に出版。2010年の時点で44か国語に翻訳され、全世界2,000万部、日本でも累計130万部を売り上げている名書中の名書!
2014年には「まんがでわかる7つの習慣」など分かりやすくした内容のものも発行されている。
コヴィー,スティーブン・R.
自分の運命を自分で切り開くための奥深いアドバイスをわかりやすく教えることに生涯を捧げ、タイム誌が選ぶ世界でもっとも影響力のあるアメリカ人25人の一人に選ばれている。国際的に高く評価されるリーダーシップ論の権威、家族問題のエキスパート、教育者、組織コンサルタントとして活躍した。147の国にサービスを提供する世界屈指のプロフェッショナルサービス企業フランクリン・コヴィー社の共同創設者。2012年7月、79年の生涯を閉じた
お金の話というよりは人生をより豊かに生きていくための成功哲学、人生哲学といった内容。なのでお金がテーマの今回入れるか迷いましたが、ほとんどの「お金持ちとは」「お金持ちになるには」といったたぐいの本に記載されている内容の根っこになる部分全て記載されているまさにお金持ちにも通ずるバイブルなので特別に入れました。そのすべてのもととなる不変である原理原則をたった7つの習慣にまとめてあるシンプルなものです。
私のささった箇所は「すべてのものは二度作られる」という話。
一度頭のなかでえがき、二度目で実行するというものです。
腕の良い大工は柱を二度図り、一度で切ると言われています。切ってからやっぱり短かった、作り初めてから2LDKを3LDKにするというのは大変な労力を要します。「終わりを思い描けてなければ理想とするものにはたどり着けない」というのを感じました。
また別の表現では自分が死ぬ時に回りの人になんと言われたいか、自分自身の脚本を書くことの必要性を説明しています。終わりが見えたら今のぼっているハシゴは合っているのか?もし違えば降りなおして別のハシゴに登るには倍の時間がかかります。よく若いアスリートが小学校の文集で、「次の◯◯の日本大会で優勝し、◯◯年に世界大会で優勝!20◯◯年にオリンピックで金メダルを取る」なんて内容を書いてそれがそのまま実現していますよね。
「創造できるものは作れる、それが思いえがけていないなら、もちろんそこには行き着かない」ということを幾通りかの分かりやすいたとえも入れて分かりやすく説明してされています。
私は建築の大学を出るため大金を使いながら、別分野の不動産会社に就職とその場の流れに身を任せてしまっていました。
このままでは何も創造できないまま人生終わってしまうのではないか、自分はどうなりたいんだろう?という深い部分を考えさせられるきっかけとなった本です。
分厚い本ですが、無駄なものが削ぎ落とされているので読みやすいです。マンガと両方持っていますが、原作の方が例えが響くものがあり、個人的にはおすすめです。
バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか 著者 ジョージ・S.クレイソン
不滅の名著!
人生の指針と勇気を与えてくれる「黄金の知恵」と感動のストーリー! 読了後のあなたは、すでに資産家への第一歩を踏み出し、幸福を共有するための知恵を確実に身につけていることだろう。
現代における「富の支配法則」とは、バビロンの市街に裕福な人がひしめいていた数千年前の法則と、少しも変わるものではない
本書の書かれた1920年代と現代とでは、社会背景や経済情勢など表面的には大きな変化をとげていますが、しかし、本書の核心をなす「繁栄と富と幸福の原則」は全く不変であり、むしろ現在の日本においてこそ、学ぶべき内容といえましょう。
老若男女を問わず、ぜひ多くの方々に本書に綴られている「黄金の知恵」を知っていただき、日々の暮らしの中に活かしていただけたら、と願っています。
お金持ちになるための基本中の基本が学べます!その方法についてはどの本と比べても1番明確に原則を記載しています。
実際に資産コンサルタントとして多くのお金持ちとお会いして来ましたが、代々お金持ちの方は、このマインドを幼少期に学んで育っています。なのでお金持ちの子供はお金持ちのまま続きます。実際のコンサルティング業務はこれを具体化した手法の提案であり、原則はやはり本書の内容にそうものとなっています。
倹約して、お金を投資し、資産を築くというシンプルな教えですが、エピソードが深く心に残ります。
「お金持ちになる」に絞って評価すると1番の内容です!
現代の「お金とは?」「お金に関する悩み」に答えをくれる名書!
大好きなことをしてお金持ちになる ― あなたの才能をお金に変える6つのステップ 著者 本田健
「あなたは大好きなことをやっていますか?」
このページにきていただきありがとうございます。
ところであなたは自分の大好きなことをやって生きていますか?
もし、そうでないとしたら、何のために人生を生きているのでしょう?
家族のため?
会社のため?
それとも何となく?あなたは大好きなことをして、人生を生きることができます。
しかも、お金に制限されることなく、自由に生きることが可能なのです。「大好きなことをしてお金持ちになることができる」
そのことを伝えるためにこの本が生まれました。あなたの才能をお金に変える技術
本書は、大ベストセラー『ユダヤ人大富豪の教え』など
累計300万部を超える「お金の専門家」本田健が「大好きなことをして成功する方法」を書いた
ベストセラーの新書化です。本書では、「『大好きなこと』と『お金持ち』を両立させる」ことをゴールに、
心構えからビジネスノウハウ、独立指南までを掲載しています。会計事務所、経営コンサルティング、ベンチャーキャピタル会社の経営を通じて
多くの成功者を見てきた経験、2度のセミリタイヤの経験から得た
「あなたのキャッシュポイント」を見つけ、「あなたの才能をお金に変える方法」
を紹介しています。また第1章では
「大好きなことをして成功する人」
第2章
「大好きなことをしてお金持ちになる仕組み」
第3章
「成功する人たちだけが知っていること」
第4章
「あなたの才能をお金に変える6つのステップ」
などを収録しています。「何しろ分かり易い、助かります。このての本は沢山読んでいますが、
経営者としてとても参考になりました。ありがとうございました。」「仕事が好き、家族・友人が好き、お金が好きと全部好きになり、
今はもっと自分を好きになって幸せになるって目標を立てたので、
前向きに成功する様に頑張ります。」…など多くの感謝の声が届いています!
こんな人に読んでもらいたい
・幸せに成功したい人
・本気で豊かになりたい人
・好きなことを生涯のメシの種にしたい人
・独立を志す人…などひとつでも当てはまる人、必読です!!
ぜひ本書を使ってあなたの人生を楽しくしてください。
本田健さんの本は全て読んでいますし、講演会にも参加したことがあります。いつもお金、幸せを軸に本を書かれていますが、本田健さんの軸となる内容が1番まとめられていると思います。
特に好きな箇所が「好き」を見つけ「お金」に変えるまで5年かかったその手順!でも少しお話しましたキャッシュポイントの図です!(私が簡略して作成しています)

陸上十種元日本王者の武井壮さんがテレビで話していた内容がとても感動しまして、その内容がこの図に気づいて人生が変わっていったとうように感じたので添付します。
好きなことをして、得意なことのクオリティーが高くてもお金はもらえない。求めてくれる人の量がものの価値だ!
一般的には逆のパターンが多いと思います。会社で人が求めていることをしているが、好きなことではないという方!
どのようにすれば大好きなことをしてお金持ちになることができるのか。そこに近づくステップを教えてくれる内容です。
ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 著者 本田健
偉大な人物のもとに弟子入りし、密度の濃いレッスンを受ければ、きっと人生は飛躍的に変化する――そう考えたことはないだろうか。もし読者が、「わかってはいるけれどなかなか出会いがない」というなら、ぜひ本書を手にとってもらいたい。きっと人生で成功するためのヒントが見つかるはずだ。
本書は、大ベストセラー『「幸せな小金持ち」への8つのステップ』以来、数多くのベストセラーを生み出してきた著者の最高傑作ともいえる1冊である。著者は、経営者、投資家、はたまた作家として成功を収めているが、その思想や行動様式の根源には、ユダヤ人大富豪のメンター(助言者)の存在があった。著者が学生時代、アメリカで出会ったという大金持ちの老人、ゲラー氏の教えを対話形式でつづったのが、本書『ユダヤ人大富豪の教え』である。
本書のなかで著者は、「3日以内に1000人分の署名をもらう」「電球を1000個売る」など、数々の課題を乗り越えながら、お金持ちになるための心構えや手法を学んでいく。困難にぶつかったときに創造的なアイデアを出せるかどうか、自分らしい人生を生きることに集中して、お金のことや成功することを忘れられるかどうか、自由人と不自由人で異なる人生のルールを受け止められるかどうか…。含蓄に富んだ言葉は枚挙にいとまがない。こういった心構えのほかにも、セールスの秘訣やスピーチの極意、人脈作り、お金に関する知識など、成功に必要なノウハウにも、具体的に触れている。
すいません。同じ著者の作品は避けようと思っていたんですが、どうしてもこれも紹介したくて。
個人的にはスイス編のマンガ版が大好きです。
子供のころあまり裕福でなかったため、私の姉は専門学校に行くのを諦めて就職しました。お金が無いことから生まれる争い。お金があればなんでもできるのにってどこかで思っていました。お金に関するマイナスのイメージを取り払い、お金の支配から抜け出すきっかけを与えてくれた作品です。
お金に翻弄されない人生を贈りたい方、必読です!
なぜ日本人は、こんなに働いているのにお金持ちになれないのか? 21世紀のつながり資本論 著者 渡邉賢太郎
はじめに ー仕組みを知ることで、お金持ちへの道は拓かれる
なんで、こんなに一生懸命働いているのに自分はお金が貯まらないのだろう?
経済的な自由を感じることができないのだろう?
そんな疑問を持ったことはないでしょうか?その原因は明白です。
私たち日本人は、お金に関してあまりにも無知なまま大人になってしまったからです。「たしかに、お金についてあまり勉強せずに、ここまで来てしまったなあ」。
そう思うみなさんに、私がこの本を通して伝えられることは、大きく三つです。一つ目は、お金のプロフェッショナルとして証券会社で働いて得た、お金に関する基本的な知識。
二つ目は、「日本人は、世界一、お金のことを知らない」という事実。
そして三つ目は、2年40カ国を巡る世界一周の旅で学んだ、リアルなお金の仕組みと扱い方です。お金について学ぶために世界を旅して気づいたこと。
それは、「日本人は、世界一、お金のことを知らない」という事実でした。
その原因は、「お金=汚いモノ」という無意識な誤解のもと、
お金に関する教育をほとんど受けてこないまま大人になってしまった、という現実にありました。お金を稼ぎたい、貯めたい、増やしたい。
そんな、「お金が欲しい人」がまず最初にやるべきことは一つです。
当たり前のようですが、お金の仕組みを学ぶことです。
お金とは、国語や算数、理科や社会、そして近年、声高に叫ばれている英語教育と同じくらい「学ぶべき」ものなのです。だからこそ本書では、
お金の「仕組み」を学び、「扱い方」を少し変えるだけで、お金持ちに近づくきっかけを得られること。
さらに、「つながりキャピタリズム(資本主義)」とも呼べる新しいお金の世界について理解することで、
お金を稼ぐ手段である「働く」という行為や、お金でつながる人々との付き合い方さえも、
劇的に楽しく、豊かになるという事実を伝えたいと思います。お金を学ぶ、と聞くと難しいことのように聞こえがちです。
しかし、この本は、お金に関する世界中の都市を巡った旅行記でもあります。
「旅」というリアルを通して、できるだけ、読みやすく、理解に易しく、
より実感を持ってお金のことを知っていただけるように書いたつもりです。世界のお金の歴史を知り、「お金とは何か?」という問いかけに答えを見出し、
新しいお金の世界で、あなたが望む働き方と生き方を掴みましょう。
もともとのお金の概念でもありますが、みんなわからなくなっていること、お金はそのものに価値はなく「信頼の媒介物」だということが書かれています。新たな切り口の本が出てきたなって思いましたね!
お金の歴史、起原に逆上り、現在のお金に変わっていくまでの流れがかかれてあり、そもそもお金が何なのかというのが理解できる内容となっています。
インターネットで個人と個人が繋がるようになり、信用できる人は自分の価値を提供できる時代。インターネットがお金の代わりに「信頼の媒介物」となり、所有から共有への価値観の移行により、現金を使うまた交換という行為そのものがなくなっている現在の様子まで書き示してあります。
お金とは何かをスッとはいってくるよう説明してあるおすすめ本です。
世界の大富豪2000人がこっそり教えてくれたこと 著者 トニー野中
どうすれば、普通の人が大金持ちになれるのか?
ロスチャイルドに代表されるユダヤの大富豪や、華僑、ドバイの大富豪、
はたまた日本で自由気ままに暮らす無名の大富豪などと親交のある著者が、
成功者たちが日々実践する秘密の習慣を、大公開!お金はもちろん、健康にも、時間にも、人にも恵まれる本当の幸せをあなたに!
…3パーセントの、本当に幸せな成功者たちから学んだこともし、4億円が当たったとしたら、何に使う?
私が出会った、世にでていない「幸せな成功者」たち
ウォーレン・バフェットの大満足生活
心のブレーキをはずして、潜在能力を全開にする方法
365日、幸せであるための「4つの習慣」
不幸が起こるときのサイン
私はどのようにして、「幸せなお金持ちたち」に出会ったのか?
「お金持ちになること」を人生のゴールにしないのがコツ
これが未来の扉が開ける“幸運の鍵”
お金持ちならどのように行動するかを書き示した本。
お金を稼ぐ、貯めることより使う、増やすことに意識が方向けられており、実際にどのようなものにお金を使うべきなのかという内容が具体的に書かれている。
ただお金を儲けるだけでなく、「経済」「時間」「人脈」「健康」のバランスが保たれた、たった3%と言われる「本当に幸せな成功者たち」に近づくにはどのように普段から考え、行動すれば良いのかという内容が盛り込まれています。
「生き金」の使い方について教えてくれます。
ゼロから富を作る技術 著者 菅下清廣
「ゼロから富を作ってほしい」そのために、私が実践してきた「お金持ちになる方法」について書きました。
「会社の給料だけでは不安…」
「将来が不安だけど何がしたいかわからない…」
「不動産なんてあるわけがない…」
「投資しても失敗するだけだ…」
「貯金がない…」
「転職・就職ができない…」
…など、あなたの現状に漠然とした不安や不満を感じていたりしませんか。ですが、安心してください。「日本人だからこそ、ゼロから富を作ることができる」
私は心からそう思います。
そのために、本書では、
お金持ちになるために必要な「金融」の知識と心構え
「金融」の知識の基本「株」「為替」「金利」「コモディティ」「不動産」の解説
「投資」で“勝つ”ための心の在り方や感情のコントロール、心理的なノウハウを伝授
富を運んでくれる「人脈作り」の具体的な方法を紹介
富を作り、豊かな人生を送るために欠かせない“運”を引き寄せる方法…などについてお伝えしています。
あなたが日本に生まれたこの幸運を実感すれば、
あなたが見ている<世界>は変わるでしょう。昨日のあなたとは違う、
明日のあなたが変わります。私と一緒に富を作り、あなたの好きなような人生を歩みましょう!
富を引き寄せる習慣や生活スタイル、考えかたを示しています。ところどころささるところがあります。
1つめは「人生も投資も見切りをつける」だめなことをいくらやっても効果があがらないので、自分には不向きなものはすっぱり断念しようというお話。
もう1つは「恒産なくして恒心なし」一定の職業や財産をもたなければしっかりとした道義心や良識を持つことはできないというお話です。留学してたときに、お金がなくてなんか儲かる仕事ないかななんて考えてしまった時がありました。そのときにふと思い出した言葉です。毎日かつかつで暮らしていたら、自分のやりたいことなんて考えてられないですよね。正しい原理原則を考えるにもお金がいるという皮肉な話。
どこかにあなたにかけているもの、胸を打つ言葉があるそんな内容です!
ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく 著者 堀江貴文
誰もが最初は「ゼロ」からスタートする。
失敗しても、またゼロに戻るだけだ。
決してマイナスにはならない。
だから、一歩を踏み出すことを恐れず、前へ進もう。堀江貴文はなぜ、逮捕され、すべてを失っても、希望を捨てないのか?
ふたたび「ゼロ」となって、なにかを演じる必要もなくなった堀江氏がはじめて素直に、ありのままの心で語る、「働くこと」の意味と、そこから生まれる「希望」について。
正直どの本を上げるか迷いました。それほど堀江貴文さんは現代人のお金に関する不安や先入観に対し、お金とは何かというものを示しているからです。
どの本をとって見ても変わらず言い続けていることがあります。
とりあえず好きなことをやってみろ。
自分ができないと思っているから選択肢から勝手に外しているだけだ。
とにかくやってみろ。
いろんなことやればいいじゃん。
他のことを忘れるくらいハマれ。
お金を稼いでどうするの?
お金のためだけに仕事をしなくても行きていける時代だよ!
いろいろな啓発本はありますが、大きく異るのは、ご自身が誰もが知る億万長者になり、そこからライブドア事件の逮捕を経験した本人がお金じゃなく楽しいから働いているんだ!きみも好きなことやってみなよ!というメッセージを発していること。自分もそうなりたいと熱くさせるものがあります。
本書は著者の生い立ちから刑期終了までを、自叙伝的な視点でまとめた本になります。出所後の作品も含めてよいものばかりで、まさにお金に関して話している本も多数出版されていますが、堀江貴文さんの考えの原点になるものが1番語られていると思うので選びました。どの本でも変わらないメッセージを伝えていますので、こちらもお金についても偏見を取り払ってくれる内容となっています。
「好き」を「お金」に変える心理学 著者 メンタリストDaiGo
使えば使うほどお金が生まれる「無限ループ」のつくり方を大公開!
お金の「無限ループ」とは、好きなことを選択し、そこにお金を集中して使うと、稼ぐ力に磨きがかかり、収入が増えていくというサイクルのこと。 このサイクルを回すことができれば、お金の悩みから解放された自由な生き方を手に入れることができます。 本書は、「無限ループ」を回す方法を4つのステップで解説します。
他にも、「ムダ遣いを劇的に減らす方法」や「お金持ちになれる人かどうかを一瞬で見抜く質問」など、誰でもできて、今すぐ役立つ知識も紹介。
本書を読めば、お金についての考え方が一変し、幸せを引き寄せられること間違いなし!
現代の生まれながらに欲しいものが全て揃っており、漠然とお金は欲しいと思っているが、お金持ちって幸せなの?って思う若者に響く内容だと思います。
1番の特徴は、自分が幸せでいられる収入があることを説明していることです。自分が幸せと感じられる時間を削って、やりたいことでない仕事で稼いでいくうちに、お金はあるが幸せを感じられない毎日を送ることに。毎晩飲みに誘われて大金を使っているがどこか物足りないものが胸のなかに。それに気づき、やりたいことではない仕事を減らして行くうちに、自分の回りに群がっていたお金を使って遊ぶ人達もいなくなっていった。今は収入は減ったが好きなことに囲まれて以前より幸せを感じているという体験談に基づいたお話です。
また、「無限ループ」と呼ばれる好きなことを選択し、そこに集中してお金を使い、それが稼ぎになり、さらなる選択と集中を行い、収入が増えていく仕組みを説明しています。
Daigoさんが本が好きなので啓発本からの引用とご自身の体験からくる理論にスッと入ってくる分かりやすい内容になっています。現代のお金というものに1番ピントがあっている内容だと思います。
小説・物語
夢をかなえるゾウ 著者 水野敬也
ダメダメな僕のもとに突然現れた、ゾウの姿をしてなぜか関西弁で話す、とてつもなくうさん臭い神様“ガネーシャ”。聞けば、ナポレオン、孔子、ニュートン、最近ではビル・ゲイツまで、歴史上のキーパーソンは自分が導いたという…。しかし、その教えは「靴をみがく」とか「コンビニで募金する」とか地味なものばかり。こんなんで僕は成功できるの!?
TVドラマ化、アニメ化、舞台化された、ベスト&ロングセラー。過去の偉人の具体例から導き出される、誰にでもできる超実践的な成功習慣を小説に織り込んだ、笑って、泣けて、タメになる、まったく新しいエンターテインメント小説。
何と言っても文章がとても面白い!1ページ目から引き込まれ最後までスラスラ読める内容と文章力です。
さすが水野敬也さん!ギャグセンスが光る最高作だと思います。
1、2、3と続きますが、正直2はいまいち(文章は相変わらずおもしろいのですが伝えたい為になる部分が第一部よりずいぶん劣っているように思います。)3は1に劣るもののそれでも面白い為になる仕上がりになっています!
その他の啓発本と違うところが、「具体的であること」です!神様ガネーシャが主人公にあれをやれ!これをやれ!と命令をします。意味が分からないまま半信半疑で与えられた課題をこなす中で、本当に成功するために必要なことを身をもって理解していくという内容のものです。自己啓発本を読んだはいいが実際に行動を起こしていない人にはアウトプットの仕方を教えてくれるとても良い内容です!
また読み終えた後、やってやろうとモチベーションがかなり上がります。まずは最初の夢をかなえるゾウ、もし読まれていたら「夢をかなえるゾウ3ブラックガネーシャの教え」を呼んでみて下さい。
億男 著者 川村元気
宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男。浮かれる間もなく不安に襲われた一男は、「お金と幸せの答え」を求めて大富豪となった親友・九十九のもとを15年ぶりに訪ねる。だがその直後、九十九が失踪した―。ソクラテス、ドストエフスキー、アダム・スミス、チャップリン、福沢諭吉、ジョン・ロックフェラー、ドナルド・トランプ、ビル・ゲイツ…数々の偉人たちの“金言”をくぐり抜け、一男の30日間にわたるお金の冒険が始まる。人間にとってお金とは何か?「億男」になった一男にとっての幸せとは何か?九十九が抱える秘密と「お金と幸せの答え」とは?
主人公の一男は結婚して子供もいる普通のサラリーマン。弟の借金を肩代わりしたことから、家庭はぎくしゃくしてついに奥さんは娘をつれて家を出て行ってしまう。仕事を掛け持ちしてその借金を返そうと懸命に働いていた矢先、宝くじで3億円があたってしまう。このお金の使い方がわからないため、大富豪となった親友・九十九のもとを15年ぶりに訪ねる。だがその直後、九十九が失踪した。
お金と幸せの関係、何のために働くのかということを考えさせてくれる本です。多くの収入を得たらより幸せになっていくのか?という疑問を主人公とともに考えることになるでしょう。
ところどころ、落語の引用が出てきます。その中でも「芝浜」という題目がありそちらの内容がこの本の根っこの部分で繋がっています。
また、多くの偉人の格言が出てきます。
貨幣とは、奴隷制度の新しい形だ (トルストイ)
読み終えた頃にはこの意味が少し理解できたような気がしました。
さらっと読める内容なので気軽にどうぞ!
貯金兄弟 著者 竹内 謙礼 青木 寿幸
幼い頃に母を亡くし、義父の虐待を受けて育った兄・宗一郎と弟の翔太。ある日、義父が謎の火災事故で重傷を負い、二人は孤児院に預けられてしまう。やがて、宗一郎は大学を出て大手広告代理店に就職。これまでの貧乏生活の反動で派手にお金を使い、銀座を飲み歩く毎日。一方、翔太は「大卒よりも高卒のほうが生涯年収は高い」という自負のもと、高校を卒業後、すぐに消防士になった。銀行や生命保険選び、家の購入など、徹底的に節約し、ひたすらお金を貯めることに全身全霊を注ぐ日々。次第に兄は、収入の低い弟がお金をどんどん貯めることに、嫉妬心を持ち始める。
両極端の2人にみるお金との賢いつきあい方とは?貯金からカードローン、住宅ローン、保険、老後資金までがわかるマネー戦略ノベル。
正反対な兄弟の人生をもとにどちらが金銭面で得をするのかというのを比較した小説!著者は会計士と経営コンサルタントでありながら難しい内容をわかりやすく説明しており、またストーリー自体が面白くのめり込める作品となっています。
家を買ったほうがいいのか、賃貸が正解なのかという永遠のテーマもその後の2人の老後を見ることでなんとなく創造がついて理解できる内容です。
本書の前の「会計天国」が代表作でより多く売れたものです。
どちらも好きなんですが、こちらはより会社の経営に近いものなので、みなさんに分かりやすい個人の人生を対象にした「貯金兄弟」から読まれたほうが楽しめると思います。
富者の遺言 著者 泉 正人
夕暮れの公園で一人佇む男。彼はずっと後悔に苛まれていた。
元銀行員の男が起業をして、一時は成功しかけたが失敗する。
数ヶ月前、彼の事業は失敗し、彼の元には莫大な借金があった。
そんな彼のもとに現れた不思議な老人。
老人は彼の失敗の原因を一瞬で見抜いた。「君はお金の本質を知らない」
男はなぜ自分が失敗したのか、その理由を、ジョーカーと名乗る
怪しげな老人から教わっていく。老人の放つ含蓄のある言葉の数々が、彼のお金観を根底から覆していく!
お金に関する謎や疑問を、実際の起業物語にそって解説していく本作は、
お金の専門家、”ファイナンシャルアカデミー代表”泉正人氏による
初の小説作品です。
主人公が勤めていた銀行を辞め、おにぎり屋を企業。一時は成功するが、最終的には借金を残して倒産するという過去を振り返っていきます。老人は、それに対して、何が大切でどこが間違っていたのかということを話しながら、お金の本質を説明していくというストーリーです。
この老人はファイナンシャルプランナーにお金持ちはいないといいます。結局、お金を扱う能力は、それを扱う経験を増やして行くことでしかのびません。そのお金を入れる器、自分自身の知識、経験を磨いて行くための道しるべとなるような内容です。
実際に資産コンサルタントも自分で家を持ち、家族を養い、車を持ち、株をやって、不動産をもったことがあるから重みのある話、相続のアドバイスができるものと思っています。
「お金はその人を映す鏡」どのようにお金と向き合えばよいかを教えてくれます。小説風でストーリー自体が現実味があり面白いのでスラスラと読めます。
星の商人 著者 犬飼ターボ
星の商人
幸せな成功者だけが知っている「大商人の秘法」とは?
想像を超えた成功を生み出す、賢者の錬金術!
商人になることを夢見て、旅先で知り合ったスタムとともに湾岸都市にやってきたレキ。そこは大商人のオーランドが冨を独占する世界。ふたりは賢者のもとへ行き、そこで「大商人の秘法」を手に入れる。それは正しく使えばとてつもない智慧を授けてくれる、成功への片道切符だった。レキはその中に隠された秘密の言葉を読み解きながら、これまで誰も想像もしなかった、新しい、そして終わることのない、「真の成功」への道を歩み出す。行く手をさえぎる数々の困難を、仲間とともに乗り越えながら。それはすべてを分かち合い成功を助け合う、「星の商人」への道だった……。
成功とは、実は追いかけるほどに逃げるもの。では、どうすれば成功のほうからやってくるのか? それは、他人の成功を自分の成功と同じように考え、そのために貢献すること。それがじつは、成功へのいちばんの近道。
ライバルと競い、相手を負かすことで手に入れる成功という形ではなく、新しい形の成功。他人と争わず、助け合い、高め合い、分かち合う、1ステージ上の「成功」の方法。この物語を読むことで、その宝物が手に入るのです。
本書は、あなたのために書かれた、「成功小説」です。著者からのコメント
実は、この物語で明かされる“大商人の秘法”は、私は25歳の時に本当にある成功者から教えてもらったことです。
私は24歳でギラギラしたやる気だけを持って起業したものの、まったく商売は上手く行かず、貯金はあっという間に底をつき、今週の生活に困るほどになってしまいました。毎日イライラしていて、付き合っていた恋人とも別れてしまいました。
私は若さを武器にして儲ける秘訣を盗んでやろうと思い、経営者に会っては役立つ話を聴きいていました。
世田谷の成城に住んでいるある事業家にお会いしたときのことです。聞けば、その方の家系は日本史の教科書で出てきた財閥のひとつだそうで、なるほど、高級住宅地の中の広い敷地と紳士的な振る舞いに納得しました。
彼は本質的な方法を、私にたったひとことで伝えてくれました。
その教えを聞いたとき、体も心も魂もぶるぶると震えました。
そして「そういう成功の仕方を目指そう!」と深く決意したのでした。
それから4年後、その教えで本当に成功できることを実体験しました。これをもっと多くの人に伝えることが僕の役目だと思い、この本を書きました。
教えてもらったあのひとことを “大商人の秘法“として物語の中心にしました。主人公が“大商人の秘法”を解き明かし、それを使って成功していく過程をお楽しみください。
私が父親になったときに絵本版があれば子供に読み聞かせたい作品!そして小学校高学年でもう一度教科書で習い、社会人になった頃にもう一度読みかえしてもらいたい。
ストーリーは、童話や昔話のように子どもでもわかるようになっているのですが、とても奥が深く重要な部分が凝縮されています。
この作品はシンプルな説明になってしまうので、ネタバレをさけるためあえて語りません。
読み終わった後、心が温かく幸せな余韻に浸れる作品です。
おわりに
お金に関する啓発本を読んだからといって人生が急に変わる訳ではありません。行動を変えましょう。やる気になったその時に新しいことに挑戦したり、生活習慣を見直したり何かを少しづつ変えて行くことがお金持ちへの道だと思います。
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